
CCKキャリアコンサルタント協同組合
前から存じ上げている「キャリアコンサルタント協同組合」http://www.occ.or.jp/about.html
の異業種交流会に参加してきました。
志木サテライトオフィスがある柳瀬川駅前にひろがっている志木ニュータウンにお住まいの
栩木(とちぎ)義彦さんとも久しぶりに、ゆっくりとお話する機会が持てました。
栩木さんは、大手企業の事務方として役員や子会社社長などを歴任された方ですが、
「キャリアコンサルタント協同組合」の設立に関わり、その後もう四半世紀になる歴史を
この組合は刻んできました。
80歳代になられると思いますが、身のこなしも軽やかで、私よりも20歳も先輩なのに
うらやましい限りです。
出身の大手企業のOB会に出ると、同世代からも「仕事があってうらやましい」と言われるそうです。
「キャリアコンサルタント協同組合」のCCは、今では国家資格となった「キャリアコンサルタント」
とは違う意味です。
キャリアを持ったシニア層が、中小企業などをサポートするなどその知恵を経験を活かせる場としての
協同組合、という意味で、栩木さん達が作ったものです。
今は、ベトナムからの研修生を日本の中小製造業につなげる、といった仕事が、組合としては、収益の柱
となっているようですが、
すごいなと思ったのは、栩木さん達ほぼ80代の世代だけでなく、70代、60代、50代とそれぞれ数名ずつ
のメンバーがいるそうで、うまく世代継承ができている点です。
同様の団体は、全国に幾つかあるそうですが、高齢化が進んで、消えていく団体も多いとのこと。
その中で、「キャリアコンサルタント協同組合」は今後も何年も続いていく勢いです。
学んだこと。
組織として継続させていくには、それだけのビジネスの柱をしっかりと持っていること。
時に、マスコミなどに取り上げられるなどして、世代を超えてメンバーを集められていることが
組織継続の原動力になっていること。
設立時からの本来の意図であった、シニア層が企業にコンサルとして関わるというモデルも
フェア(例えばSOHOフェア等)への出店を通じて、顧客と接点を作り、継続している
とのことでした。