(本記事は、就職・転職に悩む方向けのAmebaブログ「柴田郁夫の就職転職お役立ちブログ」より引用しました。)

https://ameblo.jp/ashibataikuo/entry-12742193665.html

エントリーシートの中でも、特に書きづらいガクチカ

就活のエントリーシートの書き方で悩む学生さんは、少なくありません。
その中でも、「ガクチカ」と呼ばれている
「学生時代に力を入れたこと」の項目については、
どう書いたらいいかわからない人も多いようです。

「自分は学生時代に部活にもボランティアにも力を入れていない」
「ガクチカに書けることなんて、何もない!」

そう悩んでおられる学生さんも、おられるでしょう。
ガクチカの代表的なパターンとしては、

「部活でリーダーをやって、県大会で優勝しました」
「ボランティア活動に一生懸命取り組んできました」
「塾講師のバイトをやって、生徒の合格率アップに貢献しました」

といったような内容があります。
でも、こうした華々しいガクチカだけが、企業に認められるのでしょうか?

企業はガクチカを通して応募者がどんな人かを知りたがっている

出典:就職ジャーナル
URL:https://journal.rikunabi.com/p/advice/28700.html

リクルートの就職情報サイト「就職ジャーナル」によると、
就活中に面接でガクチカのことを聞かれたことがある人は、8割以上もいました。

企業がいかに、ガクチカのことに興味を寄せているかがわかります。
ではなぜ企業は、ガクチカにそこまで関心を寄せるのでしょうか?

これは私の考え方ですが、
企業は学生の華々しい業績を知りたいわけではないと思います。

もちろん、「部活のリーダーをしていて、県大会で優勝しました」と言えば、
「この人は責任感があって、皆をまとめる力があるのだな」とは思いますが、
「県大会で優勝したからこの人はすごい人だ!」とは思わないはずです。

つまり、企業はガクチカによって、その人がどんな人なのかを知りたいのです。
そのためにガクチカを聞くのが手っ取り早いから、強い関心を示すのでしょう。

ガクチカが思いつかない人は、キャリアコンサルタントに相談を

ですから、たとえ「自分は何もやってこなかった」と思う人でも
それを悲観する必要はまったくありません。
なぜなら、企業の就職試験と大学の入学試験とは、まったく違うからです。

大学入試の場合は、問題に対する回答というものがあって、
それに当てはまらなければ落とされてしまいます。

でも就職試験の場合は、「応募者がうちの会社に合うかどうか?」ということが
採用する側の最大の関心事です。

そのため、どんなに輝かしいガクチカを書いても
「こんなにリーダー気質のある人は、うちの現場担当者と気が合わないかもしれない」
と思えば、平気で落としてしまうのです。

逆に言うと、
輝かしいガクチカが書けない人でも、
応募する仕事に対して適性があり、現場の仲間に溶け込む人だと思えば、
採用してくれる場合もあるでしょう。

そしてできれば、応募する企業によって、
ガクチカの内容を変えることをお勧めします。
どんな学生を求めているかというのは、企業によって本当にさまざまです。
体育会系の元気いっぱいな人を求めている企業もあれば、
能力重視で採用する企業もありますし、
コミュニケーション力を最も高く評価する企業もあります。

その企業がどんな人を求めているかを、
募集要項はもちろん、インターネット上の口コミサイトなども参考にして、
そこに響くエピソードを伝えるのが良いでしょう。

「どんなガクチカを書いたらいいか、思い当たらない」という人は、
キャリアコンサルタントに相談するのがベストの方法です。
キャリア・オアシスでは、いま学生さんを対象に
5月末日までの期間限定で
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