(本記事は就職・転職に悩む方向けAmebaブログ「柴田郁夫の就職転職お役立ちブログ」より引用しました)
https://ameblo.jp/ashibataikuo/entry-12746748179.html

 

転職理由の多くは人間関係や残業への不満

新卒1年目で「やっぱり自分にこの会社は向いていない」と感じ、
転職を考えている人もいることでしょう。

でも、「1年目で転職なんて、恥ずかしくて人に言えない」
「せめて3年は我慢してから辞める方がいいのだろうか?」など、
1年目の転職については、いろいろ悩んでいる人も多いようです。

 

厚生労働省の「新規大卒就業の離職状況」によると、
令和2年の大学新卒就職者の1年目離職率は、10.6%でした。

約9人に1人が、入社後1年以内に離職していることになります。

出典:厚生労働省「新規大卒就業の離職状況」
http://chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://www.mhlw.go.jp/content/11652000/000845829.pdf)

 

 

では、新卒1年目で転職をした人は、転職後にどう思っているのでしょうか?

出典:新卒1年目の転職は厳しい?転職理由やタイミングを381人にアンケート調査(以下同様)
https://bizhits.co.jp/media/archives/10409

Biz Hitsが新卒1年以内に転職した人を対象に行った調査によると、
実に9割以上の人が、「転職して良かった」と答えています。

いったん就職をして社会を知ると、その次に転職をするときは
失敗を踏まえて慎重に転職活動を行うので、満足できる結果が得られるのかもしれません。

 

転職理由については「人間関係が悪い」「長時間労働」「休日への不満」など、
自分の努力だけではどうしようもない理由も少なくないようです。

そう考えると、スパッと気持ちを切り替えて、
第二新卒として次のステージに進むのも、選択肢として十分にあり得るでしょう。

 

 

新卒1年目の転職は、新卒入社のとき以上に綿密な準備が必要

 

新卒1年目で転職する際に気を付けておかなければいけないことは、
「この次もし転職に失敗したら、後が大変になる」ということです。

もちろんまったく後がなくなるわけではありませんが、
最初の会社を1年目で退職し、次の会社もまた早々に退職となってしまうと、
「この人はどこに勤めても、長続きしない人ではないか?」と思われても、仕方ありません。
そのため、「今度は絶対に失敗できない!」という覚悟で、転職に臨みましょう。

新卒入社のとき以上に企業分析・業界分析を綿密に行い、
インターネット上の転職口コミサイトなども、隅から隅までチェックしましょう。

ネット上の情報はウソも多いのですが、
たくさんの情報を仕入れることで、その企業のおおまかな印象が見えてきます。

また、転職活動をする際も、一般的な採用試験の形態だけでなく、
カジュアル面談などのラフな形で企業と接するのも、ひとつの方法です。

 

新卒1年で転職を考える人は、キャリアコンサルタントに相談を

新卒1年目で転職をした人は、
家族や親戚に相談をして転職を決めた人が多く、半数近くの人が相談しています。

でも、3人に1人ほどは、誰にも相談をせずに転職を決めているようです。
「親に相談すると、引き留められるから」という理由もあるかもしれまぜんが、
誰にも言わずに転職を決めてしまうというのは、とても心配です。

もし親に相談できなければ、
転職のプロであるキャリアコンサルタントに相談してみてはいかがでしょうか?

キャリアコンサルタントに話をすることで、自分の気持ちも整理できますし、
より広い視野で転職活動ができるようになります。

 

キャリア・オアシスでは、いま学生さん(第二新卒を含む)を対象に、
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