<キャリコン・インタビューVol.01>

■キャリコン・インタビューとは

相談者と国家資格キャリアコンサルタント(略称:キャリコン)とのマッチングサイト「キャリア・オアシス」で
相談対応にあたっているキャリコンの素顔に迫る、インタビュー企画です。
今回はその第1弾として、「キャリア・オアシス」のサービス構築に関わった齋藤直宏さんのお話を伺いました。

ゲスト:齋藤 直宏さん

(インタビュアー&ライター:伊藤樹理)

――齋藤さんのこれまでのご経歴と、キャリコンになられるまでの経緯について教えてください。

企業で働いていた頃、メンタルヘルスに興味をもつようになり、
産業カウンセラーの資格を取って、人事部に異動願いを出して社内カウンセリングを担当しました。
対人支援を行うことで、相談者が変わっていくのを見て、「人はこんなに変われるのだ」と実感し、
カウンセリングの大切さを実感してキャリコンになることを決めました。


▲社内で様々な業務で活躍されていた齋藤さん

 

――齋藤さんのキャリコンの得意分野を教えてください。

経営者のお悩みや、企業に勤めながらモヤモヤをかかえているビジネスパーソンのお悩み、
メンタル不調をかかえた方のお悩みなどを数多くお受けしております。

私はキャリアコンサルタントの資格以外に、MBA(経営学修士)の学位と産業カウンセラー、コーチングの資格も持っており、
「経営の悩みを持っているが、メンタル面にも不安がある」というように、複数のお悩みをかかえた方のカウンセリングも行うことができます。


▲企業の研修講師として登壇することもあります

――齋藤さんは普段、どのようなスタイルで相談を受けていますか?

相談者の気持ちに寄り添うのはキャリコンとして当然のことですが、私の場合はまるでその方になり切ったかのように、
徹底して相談者の気持ちに寄り添うことを特徴としています。

じっくりとその方の思いをお聞きしながら、「本当にそう思われますか?」というように適宜問いかけを入れ、
だんだんと深い部分に入っていきます。

相談者の可能性を信じ、一緒に悩みを味わうことで、相談者の方は少しずつ心を開いていき、ご自身の本当の思いに気付かれます。

「齋藤さんだからここまで話せた」とおっしゃってくださる方も多く、そうやって相談者が自分から変わっていく姿を見るときに、
支援させて頂いて本当に良かったと思いますね。誰にも言えない悩みをお持ちの方や、ご自分に自信が持てずに悩んでいる方も、
その方のペースに合わせてじっくりとお話を伺いますので、お気軽にご相談いただければと思います。

――齋藤さんの趣味は何ですか?

ミスチルを聴くことです。ミスチルファン歴は23年で、一番好きな曲は「終わりなき旅」です。

 

――休日はどんな風に過ごしていますか?

家族と一緒に過ごすことが多いですね。息子の体操クラブに付き添ったり、自宅で息子と一緒に釣りのゲームをやったり。

日々子どもの成長を実感しながら、家族と一緒に過ごす時間が、私にとって癒しになっています。

 

▲パパの腕の中でうたた寝をする息子さん

 

――これからキャリコンを受けようと思われている方に向けて、ひと言メッセージをお願いします。

社会人が「もう疲れた」とか、「会社を辞めたい」というように愚痴をこぼすことは、

一般的には悪いことのように捉えられがちです。でも実際には、誰かに愚痴をこぼすことで心が癒されますし、

自分の本心に気付き、前向きな気持ちになることもできます。

人の人生には浮き沈みあって当然ですし、完璧な人間なんていません。

悩みごとがあるときは、ぜひお気軽に愚痴りに来てください。

 

【プロフィール】齋藤 直宏

大手空間デザイン企業において、グループ経営戦略および人事戦略の策定・実行支援に従事。

国内グループ会社の売上成⻑(2015年期250億円→2017年期350億円)と グループ外売上比率向上

(2015年期20%→2017年期50%超)の実現に貢献し、 各社経営陣への本質的な問い掛けを通して、

自律的に成⻑出来る人・組織づくりに強みを持つ。 人事領域においては、

人事制度改定・採用・教育・組織開発・労務・社内カウンセリング業務に従事。

https://career-oasis.jp/web/top/carrier-consultant/7