(本記事は就職・転職に悩む方向けAmebaブログ「柴田郁夫の就職転職お役立ちブログ」より引用しました)
https://ameblo.jp/ashibataikuo/entry-12746306119.html

自分の会社をブラック企業だと感じている人は多い

社会人の第一歩を踏み出すときに、初めて出会う企業というのは、
その人にとって大きな影響をもたらします。

とても居心地の良い企業であれば、「社会で働くことは楽しい」と感じられますし、
間違ってブラック企業に就職してしまった場合は、
「社会とはなんて辛い場所なのだろう」と落胆してしまうでしょう。
日本労働調査組合が行ったアンケート調査によると、
なんと20~49歳の約3人に1人が、自分の勤務先を「ブラック企業だと思う」と答えています。

出典:PRTIMES「約3人に1人」が自分の職場をブラック企業だと思うと回答「ブラック企業に関するアンケート」結果発表(以下のグラフも同様)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000074057.html

また、年代的には20代が最も多く、33.9%の人がブラック企業だと答えています。

若い人の方が、ブラック企業にあたってしまう確率が高く、
新卒で就職を考える人も十分に注意をした方がいいでしょう。

では、ブラック企業だと思う理由についてはどうでしょうか?
1位は断トツに「サービス残業」で、その後に「ハラスメント」「長時間労働」と続きます。
労働時間について、いかに不満に思っている人が多いかがわかりますね。

特に、単なる長時間労働ではなく、サービス残業をさせる企業というのは問題です。
企業側が「いかにお金をかけずに、安く人を雇えるか?」と考えているケースが多く、
そういう経営者のもとで働くこと自体にも、疑問を感じるでしょう。

離職率を調べ、求人募集の出し方などもチェック

新卒で就職した企業が、万が一ブラック企業だった場合、
もちろん転職を考えることになるでしょうが、
できればそのようなことにならず、満足して働き続けたいものです。
では、いったいどんな点に気を付けたらいいのでしょうか?

まず調べておきたいのは、離職率です。
離職率の高い企業で、優良企業だったケースは、ほとんどありません。

離職率を調べるには、大企業であれば「会社四季報」(東洋経済出版社)を
チェックすると、3年後離職率の欄で知ることができます。

また、求人募集の出し方などからも、ブラック度を推測することができます。
ハローワークや求人サイトなどで常に求人募集を出していたり、
他の企業に比べて給与がやたらと高かったり、
給与欄に「固定残業代を含む」という表記がある企業は、くれぐれも注意しましょう。

「固定残業代を含む」というのは、まさしく先ほどお話ししたサービス残業のことです。
たとえば「月給22万円(固定残業代5万円(20時間分)を含む)」と書いてあれば、
20時間分はサービス残業ということになります。

 

ブラック企業に就職しないために、キャリアコンサルタントに相談を

新卒者がブラック企業に就職してしまわないために、
私が最もお勧めするのは、プロのキャリアコンサルタントに相談することです。

経験豊かなキャリアコンサルタントに話をして、
具体的に就職を考えている企業があれば、いったいどんな企業なのか、
ブラック企業の心配はないかなどを、一緒に考えてもらいましょう。

自分一人だけで考えるよりも、第三者のサポートが入ることで、
より広い視野で就職活動ができるようになります。
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