ATD(Association for Talent Development)
という国際組織の、
International Network Japan が主催する
「ラーニングファシリテーション研究会」に
参加しています。

昨年の10月頃から始まって、
今年の3月まで6回ほど行われる研究会ですが、
もう数年の歴史があり、
参加者の方々は、みな専門家。

とても刺激を受ける会です。

例えば、第2回目の会合でしたが、
「バーチャルファシリテーション」が
研究テーマにもなっているだけあって、

シンガポールなど海外とも
Zoomでつないで
ふつうに一体感のある
コミュニケーション空間が
できていました。

前回は「加速学習」について
実践的にワークショップ形式で学びました。

どうしたら、早く、効果的に
学びを得られるか、というテーマでの
研究会だったわけですが、
結論は「五感を使う」という点。

ワークショップでやったのは、
座る場所を変えて発言する、というもの。

ドリーマー(夢想家)、リアリスト(現実家)
クリティック(批評家)という3つの立場
で、イスを変えて、そのイスに座った時
は、その立場での発言をする、というワーク。

ディベート訓練を思い出しましたが、
実際に座り直してから、発言する、
という所が五感刺激(動作)に
つながっています。

動きだけでなく音楽、臭い(アロマ)、
視覚などを総動員して、記憶や学びに
つなげる=「加速学習」という事でした。

私達キャリアコンサルタントが行う
研修やセミナーなどでも応用のきく
内容だと思っています。