(本記事は、就職・転職に悩む方向けのAmebaブログ
「柴田郁夫の就職転職お役立ちブログ」より引用しました。)

https://ameblo.jp/ashibataikuo/entry-12733635761.html

学生のインターンシップ参加率は87.8%

これから夏にかけて、インターンシップを実施する企業が増えてくることと思います。
 
株式会社ディスコの「インターンシップに関する調査」によると、
2022年卒の学生のインターンシップ参加率は、87.8%だそうです。
コロナ禍で企業の実施率こそ減っているものの、
ほとんどの学生がインターンシップに参加しているのですね。
 
そんな中で、「インターンシップは、いったいどこに行けばいいのだろう?」
と悩んでいる学生が、意外に多いと聞きます。
 
せっかく長い時間を割いて参加するのですから、
いい意味で刺激をもらえる企業を、インターン先に選びたいものです。

「企業の成長」だけでなく、「社員の成長」にも着目を

インターンシップは、もし時間的に許すのであれば、
複数の企業に参加してみるといいでしょう。
 
やりたい職種が決まっている人は、同業種で2~3社。
まだ何も決まっていない人は、さまざまな業種を3社ほど選んで参加すると
複数の企業を比較検討することができるので、今後の就職活動に大いに役立ちます。
 
インターン先を探す際には、「仕事内容」や「成長性」「社風」「待遇」といった、
さまざまな観点から、企業研究を行うことと思います。
 
そのときに、「企業の成長」に目を向ける人はとても多いのですが、
意外と見落としがちで、非常に重要な項目のひとつに、「社員の成長」があります。
 
「この会社は社員を成長させてくれる会社なのか?」

「具体的にどのように成長させてくれるのか?」
 
といったことに、ぜひ関心を寄せてみてください。

 

これからの企業は、「楽しい学校」(キャリア開発の場)に変わる

著書「ワークエンゲージメントの実践法則」でも書かせていただきましたが、
これからのテレワーク時代の会社は、働く場というよりは
「楽しい学校」(キャリア開発の場)に変わります。
 
コロナ禍になって「テレワーク」が多くの企業のスタンダードとなり、
企業は社員の行動を監視することができなくなりました。
 
そのため、企業は社内で働いている社員を見て評価するのではなく、
「どのような成果を上げてくれる人か?」といった判断基準で評価するようになります。
 
そうなると、企業にとって重要なのは、当然ながら「社員の成長」です。
 
社員がキャリアアップするチャンスを、惜しみなく提供しようとしている会社なら、

入社後に自分の能力をグングン高めることができるでしょう。

 
終身雇用という昭和の雇用スタイルが崩壊したいま、
会社にとっては「成長する社員」、社員にとっては「成長させてくれる会社」が、
お互いにとってWin-Winの関係を築ける理想的なスタイルだと思います。
 
インターン先を探すときに、そうした観点からも企業を調べておくと
より充実したインターン期間を過ごすことができるでしょう。