(本記事は、就職・転職に悩む方向けのAmebaブログ
「柴田郁夫の就職転職お役立ちブログ」より引用しました。)

https://ameblo.jp/ashibataikuo/entry-12738842637.html

「将来的に安泰な会社」というのは、本当にあるのか?

新卒で入社する会社を選ぶときに、あなたは何をポイントに選びますか?
「将来的に安定している会社」
「自分のやりたいことができる会社」など、いろいろな条件があると思います。
どれも就職先を選ぶ上で、非常に重要なポイントです。

しかし、これから先の長い人生を考えたときに、
「将来的に安定している会社」というのは、本当にあるのでしょうか?

私が20代の頃、天下の東芝が今のような顛末を迎えるとは、
誰も想像していませんでした。
東芝の半導体技術は絶対的なものだと信じていましたし、
東芝に就職すれば定年まで安泰と考えられていました。
しかし、現実は違いました。
日本を代表する名門企業・東芝は、
経営不振から稼ぎ頭の半導体事業までも売却。
将来の成長がまったく見通せない状態にまで、追い込まれました。

この先、東芝と同じような状況が、
いつどの企業に起こるかは、誰にも予測できません。

「将来的に安泰な会社」を第一条件に会社を選ぶと、
このように思わぬ崖が待ち構えていることもあるのです。
 
学生が新卒で入社する企業を選ぶときは、
「規模や知名度だけで判断しない」ということが
非常に重要なポイントとなります。

「自分がやりたいことができる会社」を選ぶことは重要

では、「自分がやりたいことができる会社」を第一条件に選ぶのはどうでしょうか?
これはとても重要なことです。
自分のやりたい仕事であれば、モチベーションを高く持って
バリバリと働くことができるでしょう。

ただし、ここで気を付けておきたいことがあります。
どんなにやりたい仕事でも、その会社が社員を大切にしなかった場合、
使い捨てにされる危険性があります。

社員一人ひとりを大切にし、やりたいことをさらに伸ばしていけるよう
キャリアアップを応援してくれる企業を選ぶことが大切です。

入社説明会などの際に、応募を考える企業の人材育成への取り組みについて
ぜひ確認しておくと良いでしょう。

「自分のキャリアをどう築くか?」を中心に考える

そして、学生さんが新卒で会社を選ぶ際に最も大切なポイントは、
「どこの会社に勤めるか?」ではなく、
「自分のキャリアをどう築くか?」を中心に就職先を決めることです。

新卒で入社した会社が、10年後・20年後も存在するという保証は、ありません。
がんばって働いて課長になれても、
40代のときに会社が倒産し、社会の荒波に放り出されることだってあります。

そこで放り出されたときに残るのは、肩書きでも前職の年収でもなく、
自分自身のキャリアだけです。
たとえひとつの会社から放り出されても、
別の会社でウエルカムと言ってもらえるキャリアがあれば、
また新天地で活躍することができるのです。

そのため、「この会社で自分はどんなキャリアを築けるか?」を第一に考えて
就職先を選ぶことが大切です。

自分のキャリアが描けずにいる人は、
キャリア・オアシスに相談するのも、ひとつの方法でしょう。

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