(本記事は、就職・転職に悩む方向けのAmebaブログ
「柴田郁夫の就職転職お役立ちブログ」より引用しました。)

https://ameblo.jp/ashibataikuo/entry-12739565295.html

「30歳までに起業を」と考える学生が増えている

「30歳ぐらいまでに独立・開業したい」と考える学生が、増えているようです。

終身雇用が崩壊し、ひとつの企業に腰を据えて働くという選択肢も激減しました。
そうなると、頼りになるのは自分自身の実力だけです。
いくつかの会社を渡り歩き、その都度キャリアアップしていく人もいますが、
「起業をして、自分の可能性にチャレンジしたい」と考える人も、着実に増えています。

起業をする若者が増えている背景には、日本の事業者の高齢化もあります。
事業継承の観点からも、若い人々に起業して活躍してもらう必要があり、
国としても若者の起業を積極的に推し進めています。

起業したい業種が決まっていれば、同業種でしっかりとスキルを積む


 
では、大学生が「将来起業することを前提に就職先を選びたい」と考えたときに、
ファーストキャリアとして、いったいどのような企業を選んだら良いのでしょうか?

自分がやりたい業種が決まっているのであれば、
当然ながら、その業種に絞って就職活動をした方がいいでしょう。

大企業よりも、小規模な企業を選ぶことで
経営の全体像から具体的な仕事の仕方まで、
しっかりと把握することができます。

そうすれば、ひとつの会社を作り上げる力を蓄えた上で、
自信を持って起業することができるでしょう。

成長中のベンチャー企業であれば、お互いにとってプラスになる形で
協業のパートナーになれるかもしれません。

また、東京や大阪などの大都市にある企業はもちろんですが、
地域に根差した小規模企業の中にも、素晴らしい企業は数多くあります。

「地域の活性化」という視点から、
起業のための新たなビジネスチャンスが生まれる可能性もあるでしょう。
地域で働くということは、地域から人を減らさないことにもなるので、
それだけで社会貢献につながります。

業種が決まっていない場合は、大企業もひとつの選択肢

「将来起業したいという気持ちはあるが、業種までは決まっていない」という人は、
新卒でどこに就職したらいいか、迷うところです。

どこに就職したらいいかという正解はありませんが、
ひとつの選択肢として、大企業に就職するのもひとつの方法です。

誰もが知っている大企業に就職することで、
社会的な信用度を高めることができるというのが、大きな理由です。
 
また、大企業は教育研修制度も充実しているので、
ビジネスマナーからコミュニケーション、パソコンの知識まで
社会人としての基本をしっかりと身につけることができます。

サービス業や製造業など、起業を考える学生の就職先はさまざま

では、起業を考えて就職するなら、どんな業種の大企業がいいのでしょうか?
たとえばサービス業を就職先に選ぶと、
顧客と接する機会を多く持つことができ、人脈を広げることができます。

製造業でマーケティングや商品開発などの仕事に携われば、
企画力やプレゼン能力、分析能力などを磨くことができるでしょう。

金融業に就職すれば、経営者として最も重要な
お金に関する理解を深めることができます。

もちろん、これは単なる一例であって、
どこに就職するのが正解かは、
一人ひとりの適性や考え方などによってさまざまです。

「いずれ起業をしたいけれど、どこに就職したらいいかわからない」という学生さんは、
専門のキャリアコンサルタントに相談することをお勧めします。

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