(本記事は就職・転職に悩む方向けAmebaブログ「柴田郁夫の就職転職お役立ちブログ」より引用しました)
https://ameblo.jp/ashibataikuo/entry-12744790994.html

大卒就職者の3年以内離職率は3割

新卒で企業に就職したものの、ミスマッチによって転職を考える人は、少なくありません。

厚生労働省の調査によると、2018年3月に卒業した新規学卒者のうち、
実に3割以上に及ぶ31.2%が、3年以内に離職したという結果が出ています。
 


出典:厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況」
URL:https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000177553_00004.html

では、なぜ新卒者の3人に1人近くもの人が、
せっかく勤めた会社を辞めてしまうのでしょうか?


出典:内閣府「就労等に関する若者の意識調査」(平成29年)
URL:https://www8.cao.go.jp/youth/whitepaper/h30honpen/s0_0.html

これは16~29歳を対象とした内閣府の調査結果ですが、
初職の離職理由の1位は「仕事が自分に合わなかったため」(43.4%)で、
2位が「人間関係がよくなかったため」(23.7%)、
3位が「労働時間・休日・休暇の条件がよくなかったため」(23.4%)でした。

この結果を見ると、自分に合わない仕事に間違って就いてしまい、
離職せざるを得なかった人が、断トツに多いようです。

まずは自分に合った仕事を見つけることが大切

新卒入社して3年以内に辞め、転職活動をする人のことを、
「第二新卒」と呼びます。

社会人としての基本的なスキルが身に付いていて、
なおかつ新卒のフレッシュさがまだ残っている第二新卒者は、
いま多くの企業の注目の的となっています。

しかし、もちろん一番いいのは、新卒で勤め始めた企業に
満足して勤め続けられることです。

そのためには、辞める理由の反対を考えればいいので、
まずは「自分に合った仕事を見つけること」が、第一条件でしょう。

 

やりたい仕事ではなく、やりたくない仕事を見つける


では、自分に合った仕事を見つけるためには、
いったいどうしたらいいでしょうか?

適職を見つけるための方法は、さまざまあります。
たとえば、よくある方法のひとつが、
やりたい仕事ではなく、「やりたくない仕事」を見つける方法です。

世の中のあらゆる職業をピックアップした上で、
自分がやりたくない職業や、興味がない職業を消していき、
なぜやりたくないのか、興味がないのか、その理由を考えていきます。

そうしてやりたくない仕事の共通点が見つけられると、
「こういう仕事ならできるかもしれない」という発想が、生まれてきます。

たとえば、「販売の仕事はやりたくない」と思ったときに、
自分が素直に感じたことを、そのまま書き出してみましょう。

「立ち仕事だから疲れそう」
「お客様相手の仕事はしたくない」

といった形で、思いつくままをどんどん書き出していきます。
そして「立ち仕事だから疲れそう」は、「デスクワークならできそう」に、
「お客様相手の仕事はしたいない」は、「人相手の仕事でなければできそう」に、
気持ちを深堀していくことができます。

キャリアプランが見つからない人は、キャリアコンサルタントに相談を

このように、自分のやりたい仕事を見つけるための方法はさまざまあります。
「自分のやりたい仕事が見つけられない」という人は、
できれば自己流で模索するのではなく、
キャリアコンサルタントに相談してみることをお勧めします。

キャリア開発のプロである第三者に話すことで、自分自身の気持ちに整理が付き、
今まで見えてこなかった自分自身の能力や可能性にも、気付くことができるでしょう。

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